『ちいちいにんにん』0歳から大人まで満喫しました
ぷれいおん春のパペットシアター・人形劇団ののはな公演『ちいちいにんにん』
4月15日穏やかな快晴の春の日に開催しました。
ぷれいおんひろばぎりぎりいっぱいの120名の参加で、にぎやかに、そして楽しく温かい時間を過ごしました。
45分間の舞台の中に、おはなしは5つ。
まずは「かばのかっちゃん」が登場し、おじさんとのやりとりで子どもも大人もひと笑い。
「いたいのいたいのとんでけ」ではとんでった「いたいの」を探していたら新しいお友だちが・・・
そして紙で作った「むしゃむしゃくん」が出てくると、大人はひたすら感心。
そのほか、「わたしのおじいちゃん」、「くねくね」のおはなしがありました。
今回は1歳未満の赤ちゃんの参加も数名あり、様子を見ていると、舞台をみつめて何かを感じ取ってくれている様子。やさしい声、照明、音楽も併せたやわらかくあたたかい舞台にひきつけられていました。
幼児期から舞台を観ることは、親にとってはチャレンジですよね。
「途中であきて帰ると言ったらチケット代がもったいない」
「泣き出したらどうしよう」
「無料のボランティアさんのお話し会に行っているから」
など、一歩が踏み出せない方も多いのでは?
もちろんボランティアによるお話し会もすてきです。泣いてしまう子もいます。会場に入ることさえ嫌がる子もいます。でも、お母さん、お父さんのひざの上で安心して、映像ではない生の舞台をみることは、子どもたちの心の成長にはとっても大きな栄養になります。
アート体験は、食べること同じように、小さな子どものときだからこそ、本物を与えたいものです。
理屈はとにかく、子どもたちの舞台を観る表情をみていると、主催者としては大成功!
北九州からはるばる素晴らしい舞台を届けてくださった、ののはなさん、ありがとうございました。参加してくださった皆さま、ありがとうございました。また、子どもたちと心躍る時間を過ごしたいと願っています。