理事長いまむらコラム ~2025年夢を描く~
投稿日:2025 年 2 月 10 日(月) |
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2025年夢を描く
ここ十勝でも雪のないむき出しの大地が、私たちに《地球温暖化》や《気候変動》への警鐘を鳴らしているようです(1/23現在)。
スケートやそりあそび等、北国の子どもたちの冬のあそびもままならない、こんな不気味な冬を迎えたのは初めてです。北海道人の合言葉“帳尻が合う”、その日は来るのかな?作物への影響は??不穏な年明けになりました。
先日見たテレビで、ヒマラヤ、ブータンの山岳地帯では、近い将来氷河が解け出すことで流域に暮らす人々に水不足や氷河湖の決壊による洪水被害など、猶予のない事態が待ち受けている、と伝えていました。
人間の消費的な生活が、CO2ガスを排出し、温暖化によって止めようのない環境破壊をもたらしている、その渦中に在ることに改めて気づかされます。
年末に家族で訪れた沖縄の海も、鮮やかな樹木も、小さな生き物たちも、自然の美しさや神秘さに気付かせてくれる貴重なひとときでした。人間も自然の一部として、欲張らずにつつましく共存していきたい。
子どもたちが生きる未来に、美しい地球を手渡していけるように…。休日目覚めた朝、ようやく降り積もった雪が、我が家の庭を美しい銀世界に変えていて、しばしうっとり。
厳寒期のはずの今週、毎日日中の気温はプラス予報。おびひろ氷まつりの運命や如何に…。
さて、事務局では現在、新年度に向けてぷれいおんの活動継続のための資金作り(助成金申請や、サポーター会員拡大の計画など)や、中長期の計画策定案作りの準備など、安定的な運営のための基盤づくりに着手しています。
ご承知の通り、ぷれいおんでは、子どもの健やかな成長・発達を願って、みんなで見守り支え合いながら、共に育ち合える地域社会をめざし、子育ち親育ちの活動に幅広く取り組んでいます。
赤ちゃんから祖父母世代まで多世代が活動を通じて交流を深め、タテ・ヨコ・ナナメに緩やかにつながりあいながら、安心できる居場所を多様に生み出していること。
子育ての当事者同士がお互いに学びあい、支えあうことや、子どもの権利を尊重し子どもたちがいきいきと自分らしく成長、発達できる場づくりに取り組んでいることなど、会員の協力はもとより、関係各所の協力を得ながら地道に活動を続けています。
しかし、今の活動を維持継続、持続可能な安定的なものにするためには、担い手となる人とお金の確保が必須です。財政状況の現状と課題をしっかり共有し、会員をはじめ、地域に必要とされる市民団体としての存続のために、この先どう歩んでいくか?転換期に差し掛かっています。私たちの活動を通じて、子どもたちが生きやすい地域社会づくりに貢献できるか否か、中長期的なビジョン作成に向け、会員間で議論を深めていきます。
さて、ぷれいおんでは趣旨に賛同し、応援する人たちの思いを反映させながら運営を進めていく【ファンベース】を大切にしています。正会員が楽しく関われるための小さな声、願いなどを聴き合い、会員の主体的な協力を引き出しながら前進していけるようにと願っています。
今年も、エネルギッシュな活動を生み出せる一年になるよう、皆さまのご支援ご協力をよろしくお願い致します。
理事長いまむらコラム ~2025年夢を描く~