とんがらし公演報告―人形劇を観るって?
投稿日:2011 年 11 月 15 日(火) |
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11月11日に開催した「よろず劇場とんがらし」による人形劇&腹話術『したきりすずめ/おおかみと七ひきのこやぎ』は、予想を上回る約130人の来場者で熱気溢れる会場となりました。
作品のおもしろさは昨年の帯広公演を観たぷれいおんスタッフが太鼓判!
素晴らしい舞台を観る事ができました。
子どもたちと一緒に思いっきり笑える機会って、そうそうないですよね。子どもたちの笑顔をみて、笑い声を聞くことが、大人にとってはうれしい特典でした。
小さな会場の小さな舞台だからこそ、すぐ間近で味わえるのが魅力。演者の息づかいや人形の繊細な動きに、子どもたちだけでなく大人も目がくぎ付け。
笑いの渦と感嘆の!!でいっぱいになりました。
プロフェッショナルの生の舞台は技術が素晴らしいだけでなく、伝えるパワーが違います。実体験に乏しい現代の子どもたちにとって、生の舞台を観る体験は貴重なもの。そしてこんなに素晴らしい舞台にもなかなか出会えないですよ。
観る力、聴く力、集中する力、共感しあう力、それらが育つことで、初めて感動する力が育ち、それが、生きていく力につながっていきます。
家族やお友達と楽しい時間を共有できることも、子どもの育ちにはとても大切。一緒の時間を過ごすことで、共通の話題として何度も繰り返し話しができるって、子どもにとってはとても嬉しいこと。
感じる心、感動する心を育て、想像力を育むことは、人として心豊かに生きることに直結します。
多くの子どもたちがこのような体験をたくさんできることを願ってやみません。
とんがらし公演報告―人形劇を観るって?